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冷たい階段は学校の空気までも冷やしてしまいそうだった。
階段の踊り場は広くて狭かった。
ぐるぐる廻って迷路みたいにどこまでも続く
？「先客、居るんだぁ」
「え？」
？「てっきりボクだけ来てると思ったからびっくりしちゃった」
「名前は？」
？「ボクは月見里類。やまなしって読むんだ」
「東雲Aです」
？「学校サボるなんて相当な勇気だね」
「貴方も、でしょ？」
？「類は友を呼ぶ、まさにこのことか」
「友、って認識してないですけど」
？「ごめんごめん。馴れ馴れしかったよね」
そうやってそっと目を閉じようとする。
現実から目を背けてばっか。
「孤独、って辛い」
？「ボクはそう思わないな」
「なんで、？」
？「どうせ、全部無駄になるから」
？「今まで期待してた分、信じないことにしているんだ」
？「裏切られたとき、ダメージが大きくなるだけ」
？「それだったら信じないほうがよっぽどマシ」
「貴方も孤独なのね」
？「キミにだけは言われたくないな」
「上辺だけの友達がいても、本当のことを話せないならそれは親友じゃない」
？「キミに、秘密はあるかい？」
「寧ろ、秘密だらけだよ」
？「ふふ、ボクたち"同じ穴のムジナ"だね」
「ふふ、」
この人は、信用できる。
そう、心の底から思った。
？「これからは、仲良くしていかないかい？」
？「同じ穴のムジナ、として」
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ゴマ団子(プロフ) - コメントありがとうございます！歴代であまりコメントが来なかったのでコメント嬉しいです！書き終えたあとにもう一度メインストーリーを見るとやはり理解が深まった気がします！続きを書くか迷っておりますが何回でも読んでくださいませ(*^^*) (4月30日 23時) (
レス) id: be5f4b3a72 (このIDを非表示/違反報告)
夜長王(プロフ) - すみません、類が出てきてコメントするか迷ったんですけど後書きで25のメインスト参考って書いてあってついコメントしてしまいました。奏とまふゆの関係性だーとなりました。シリアス味があってとても続きが気になる作品でした。ありがとうございます！ (4月29日 20時) (レス) @page36 id: 5051543c93 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：皇-sumeragi- | 作成日時：2024年4月7日 22時
